こんにちは。
園内2箇所に、実験として、雨水タンクを設置しました。
こちらは、樹木の幹を伝って流れ下る水(樹幹流)を貯めて利用するものです。
分区園の水やり用に利用を想定しております。飲み水には利用できません。
水道は園内2箇所にありますが、水道から距離のある区画もあり、水道を増やしてほしいという要望も開園当初から頂いておりました。
その要望対応として、また節水になる、そしてSDGsの「13 気候変動に具体的な対策を」などの目標達成に貢献する取組として、雨水タンクの設置を
実施することとしました。
現在は実験段階です。
雨水タンクは、建物の雨どいから集めるものが多いですが、菅田町赤坂公園の倉庫棟は雨どいの無い構造になっておりますので、それ以外に集水できる方法を検討しました。
そこで今回設置したのが、樹幹流を貯めるタイプです。こちらは、樹木の幹に集水用のネットを巻きつけ、そこからひもを伝ってタンクへ水が流れるようにしています。樹木のほかに電柱や看板などでも可能ということですので、場所や集水量等を確認して、どこにどのくらいのタンクの大きさで設置するのが効果的なのかを実験して決めていきたいと思います。
現在、園内中央のカキ、そしてカリンの樹の2箇所に設置しています。集水状況を確認して、今後電灯やフェンスなどいくつか試していく予定です。
実験中はこちらのタンクは利用できませんので、手を触れないようにお願いいたします。
実験結果など、随時更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。