こんにちは。
4月から5月にかけて園内では様々な花が見られます。
この花は何て言うの?というようにお声がけいただくことも多かったのでここでいくつかご紹介させていただきます。
![2018.4.2撮影](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=179x1024:format=jpg/path/s73903371ad79e37f/image/i1541691eddce8653/version/1530518257/image.jpg)
〇ヨコハマヒザクラ
漢字では「横浜緋桜」と書きます。原木は中区の本牧山頂公園にあり、濃いピンク色の花が特徴です。当公園では園内に1本しかありませんが、本牧山頂公園では30本以上並んでいる広場があり、また印象が違うと思います。
※4月初旬に花は咲き終わり、現在は葉が出ています。
![下向きに咲くのが特徴 2018.3.29撮影](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=249x10000:format=jpg/path/s73903371ad79e37f/image/ia746097b77dc18c6/version/1530518341/image.jpg)
![2018.4.2撮影](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=239x1024:format=jpg/path/s73903371ad79e37f/image/i42f65c34472245ec/version/1530518214/image.jpg)
〇アメリカザイフリボク(ジューンベリー)
倉庫棟の周りにあります。4月の初めにかわいらしい白い花が一斉に咲きました。1週間ほどしか花が咲いていなかったのですが、皆様の注目度が高く、名前を聞かれることが多かった木です。ザイフリボクは漢字で「采振木」と書きます。采は采配のことで花びらの形が似ていることからその名がついたそうです。アメリカで6月に実がつくことからジューンベリーともいわれています。アメリカザイフリボクは特に、花が咲く時期にソメイヨシノのように葉が出ず、花だけがつくのが特徴で、それゆえに目立ったのかなと思います。
ここでお詫びと訂正がございます。
この木の名前を聞かれたときに、別名「ジュニパーベリー」と何度かお答えしてしまったのですが、私の勘違いでした。正しくはジューンベリーです。お詫びして訂正いたします。
さらに、実は食用ではないとお伝えしましたが、これもザイフリボクとの勘違いでした。正しくは実は生食やジャムにして食べられるということでした。勉強不足で申し訳ありません。
ちなみにジュニパーベリーはお酒のジンの香りづけに使われるような果実です。
次回は低木、地被類をいくつかご紹介したいと思います。